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令和6年度前期 特別企画展示
展示期間:2024年4月1日(月)-2024年6月30日(日)
細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム
宮城県北西部、奥羽山脈の山麓の町鶯沢に細倉鉱山という、鉛や亜鉛を算出した日本で有数の鉱山がありました。1941年、旧満州に生まれた寺崎英子(てらさきえいこ)は、家族と共に細倉に移り住み、家業の売店を生業にしてきました。鉱山の閉山が発表されると、寺崎はカメラを手にし、記録を始めます。本展では、2016年、75歳で亡くなった寺崎英子の作品からその一端を紹介します。
寺崎英子(てらさきえいこ)
1941年旧満州生まれ。
終戦後、宮城県鶯沢町細倉に家族と移住し、両親は細倉鉱山の購買会で八百屋を営み、兄と弟が鉱山で働く。
幼少期にカリエスを患い闘病後、家業を経理で支えた。
鉱山の閉山発表直後から町や人々を撮り始め、371本のフィルムを残す。2016年5月逝去。
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